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梓「わたしのことどうでもいいんだ…」

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梓「わたしのことどうでもいいんだ…」
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 04:56:38.46 ID:fMkWsEpS0
梓「私ってバカにされすぎじゃない?」

憂「そ、そんなことないと思うけど…」

昼休み、梓は購買で買ったパンに手を着けずに言う。思い詰めた顔だ。

梓「そんなことあるよ… 
私がいくら色々いってもあんまり聞かないのに、先輩が言ったことはみんな聞くんだもん
私の言うことを聞いてくれる後輩が欲しい…」

憂「トンちゃんは?」

梓「バカにしてるの?もういい…」

憂「ご、ごめん…」

梓「みんな私の言うことなんかどうでもいいんだ…」

梓は席を立つと教室を出て行く。
明るく騒がしい教室の中で梓の背中だけは寂しげだった。

梓(なんでこんな心がもやもやするんだろう…)




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:00:42.39 ID:fMkWsEpS0
放課後

梓は一人で水槽をのぞき込んでいる。

梓「トンちゃんは私のいうこと聞いてくれるの?」

梓は真剣な顔でトンちゃんを見つめるが、
トンちゃんはそんなこと気にせず気ままに泳ぐ。

梓「こっち見てよぉ…」

涙声で訴える。
音楽準備室に響く水槽の水流の音。

梓「ねぇ!」バン

急に怒った表情をして水槽を叩く。
驚いたトンちゃんは水槽内を逃げ回る。
その行動がさらに怒りを加速させる。

梓「なんで逃げるの!なんで!」バンバン

ガチャ

紬「遅れてごめんなさ~い」

梓「逃げるなぁ!こっちを見てよ!」バンバン

部室に入ってきた紬に気づかず水槽を叩き続ける梓。




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:01:30.83 ID:fMkWsEpS0
紬「あ、梓ちゃん!?どうしたの!?」

紬の呼びかけに驚き振り返る梓

梓「! な…何でもないです…」

そう言って、下を見ながら自分の席に座る。
心配そうに見つめる紬の視線から逃げるように目を伏せている。

紬「お茶…飲もうね?」

梓「はい…」

紅茶を一口飲み、ふぅと息を吐く梓を見ながら優しく聞く。

紬「梓ちゃん、何か悩み事あるの?」

梓「……はい」
「でも言いたくないです」

紬「そっか…私に何かできること、ある?」

ありませんよ。と口に出す前に閃く。

梓(そうだ、紬先輩なら私の言うこと聞いてくれそう。)
「あ、あります」




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:02:18.84 ID:fMkWsEpS0
紬「まぁ!何かしら?」

梓「私のいいなりになってください」

紬「え?」

梓「みんな私の言うことに聞く耳もたなくて悲しいんです。」

紬「そ、そんなことないわ」

梓「ほら!なんで否定するんですか!」

声を張り上げる。目には涙が滲んでいる。

紬「ごめんなさい、そんなつもりでいったんじゃないの…」

梓「2人きりの時でいいから…お願いです。」
 「そしたら心のモヤモヤも無くなるかも…」

少し困った顔をしていた紬は、梓の辛さを想い、笑顔で言う。

紬「分かったわ。2人の時だけ梓ちゃんの言いなりになるね」
「悩みを言ってくれて嬉しい。」ニコ

期待していた展開になって少しホッとした梓に笑みが浮かぶ。




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:04:32.22 ID:fMkWsEpS0
紬「まぁ!何かしら?」

梓「私のいいなりになってください」

紬「え?」

梓「みんな私の言うことに聞く耳もたなくて悲しいんです。」

紬「そ、そんなことないわ」

梓「ほら!なんで否定するんですか!」

声を張り上げる。目には涙が滲んでいる。

紬「ごめんなさい、そんなつもりでいったんじゃないの…」

梓「2人きりの時でいいから…お願いです。」
 「そしたら心のモヤモヤも無くなるかも…」

少し困った顔をしていた紬は、梓の辛さを想い、笑顔で言う。

紬「分かったわ。2人の時だけ梓ちゃんの言いなりになるね」
「悩みを言ってくれて嬉しい。」ニコ

期待していた展開になって少しホッとした梓に笑みが浮かぶ。




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:05:24.15 ID:fMkWsEpS0
梓「ありがとうございます」
「じゃあ早速キーボードを弾いてください」

紬「分かったわ♪何が良い?」

梓「つばさをくださいが聞きたいです」

紬「は~い♪」

梓「あ、その前に紅茶お代わり!」

紬「はいはい。うふふ」

言いなりになってくれ、という言葉に少し不安を覚えていた紬は、
梓の可愛い命令に少し安心して微笑む。

紬(梓ちゃんも色々悩むのね。私が慰めてあげないと)




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:08:43.40 ID:fMkWsEpS0
翌日の放課後
梓「練習しましょうよ!」

唯「今日はそういう気じゃないな~」

律「そうだよ~まだ学祭まで時間あるしぃ」

梓「じゃ、じゃあ作詞は?澪先輩何か作りましょうよ」

澪「え、い、今かー…」

紬(どうしよう…梓ちゃん空回りしてる…)

結局、お茶を飲んで喋った以外特に何もせず下校時間になってしまった。
いつも通りな軽音部なのだが、梓は自分の言葉を否定された気分になった。

梓「先に帰っててください…」

席に座ってうなだれたまま言う梓。
紬は心配そうに何度も振り返りながら部室をみんなと出て行く。

紬(梓ちゃん、きっとまた悲しんでるわ)

……
紬「ごめんなさい、私忘れ物しちゃった…先に行ってて」

律「ん?そうか。じゃーなー」

唯「ばいばーい」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:10:35.46 ID:fMkWsEpS0
早足で部室に戻る紬。下校時間を過ぎた校内は明かりもまばらだ。
音楽準備室の明かりも消えている。

紬(梓ちゃんもう帰っちゃったかしら…)

一人、うつむいてトボトボ歩く梓を想像して心配になる。

しかし、扉を開けると梓はまだ暗い部室に居た。ソファにちょこんと座っている。
紬は少し安心したが、梓の顔に外の明かりを反射して光る涙の筋を見て顔が曇る。

紬「梓ちゃん…」

梓「ムギ先輩…キーボード弾いてください。何でも良いですから…」

涙声で紬に言う梓。

紬「ええ、喜んで」ニコ

笑顔で答えてキーボードに向かう紬。
暗くてキーが見えにくいが神経を集中させて弾く、梓を想って。
曲は泣いている梓を元気づけるために明るいものを選んだ。
しかし、その選曲がかえって梓の虚しさを際だたせた。




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:12:10.81 ID:fMkWsEpS0
梓「もういいです…」

3曲目に入り始めた紬の演奏を、梓は消え入るような声で制止する。

紬「ごめんなさい…」

梓の期待に答えられなかったことに悲しくなる。
申し訳なくてキーボードの上に置かれた自分の手を見つめ続ける。

しばらく沈黙が続くが、不意に梓が紬の方へと近づいてくる。
顔を上げ、梓を見る。

梓「今は演奏も紅茶もいりません…」
「悲しくて寂しいんです…だから…だから抱きしめてください…」

暗い部室で目の前に立つ梓はいつにも増して小さく見えた。
紬は無言で梓を優しく抱きしめる。
自分の腕の中で涙に少し震える梓を紬は愛おしく感じた。
しかし、




13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:13:58.90 ID:fMkWsEpS0
紬(あ!だめ…!)

梓の額にポタっと温かい液が落ちる。
驚いて顔を上げるとその液は紬が鼻から落とした血であった。

紬「ご、ごめんなさい!」

梓の驚いた顔の上にジワーっと失望の色が濃くなっていく。
紬の腕を乱暴に払いのけ後ずさりして叫ぶ。

梓「何で!何で鼻血出してるんですか!」
「こんなに悲しいのになんでムギ先輩は興奮してるんですか!最悪です!変態!」

紬「あ、梓ちゃん…ごめんなさい…」

梓「触るな汚らわしい!」ビッ

紬がのばした右手を梓は思い切り引っかく。

紬「つ…!」

ぎゅっと目をつむり手を引っ込める紬。
梓はその手の甲にくっきりと赤く自分の爪痕が残っているのを見て少し焦る。




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:15:39.75 ID:fMkWsEpS0
梓「何で引っかいただけでそんな赤く線ができるんですか!」
「わざとらしい!」
 「こっちに来るです!」

小さな手で紬の髪を掴むとソファの方へ引っ張っていく。

紬「痛い!やめて梓ちゃん!」

制止するように手を再度のばす紬。

梓「言いなりになるって言ったじゃないですか!嘘つき!」バシっ

紬の手を払り、その腕を殴る。

紬「ヒッ!ごめんなさいびっくりしたゃって…」

梓「言い訳するな!もう何にも言わないでください!」

紬「!…」ガタガタ

ソファまで来ると紬をソファに向かわせる状態で突き飛ばす。
紬の制服をまくり上げて背中を露出させる。




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:17:59.31 ID:fMkWsEpS0
梓「しっかり持っててください」

制服の端っこを持つように指示した後、梓はおもむろに紬の白い背中に爪を立てる。

紬「!」ビクっ

爪の堅い感触に驚き無意識に身体が反応する。

梓「ビクビクしないでください!」バシィッ

紬の背中に直接振り下ろされる梓の平手。

紬「きゃぁ!」

ジワーっと紬の白い背中に赤い梓の手の痕が浮かぶ。

梓「あははは!綺麗なモミジですねぇ!」

ケラケラと笑う梓は立て続けに何発も紬の背中に平手打ちをする。
バシィバシィバシィ
既に真っ暗になっている校舎に痛々しい音が響く。

紬「…く…うぅ…」ブルブル

背中に何発も平手打ちをくらって、苦痛に顔を歪める紬。
それでも彼女は抵抗をしない。




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:20:37.33 ID:fMkWsEpS0
梓の手の痕が何個も浮かび上がってくると、紬の背中は雪景色に場違いに咲く紅葉を写しているかのようになった。
そして、その紅葉の隙間を埋めるように梓が爪で文字を書いていく。

梓「ふふふ、じっとしててくださいね」二ヤー

後輩からの突然の暴力に恐怖と驚きがごちゃ混ぜになって怯える紬の心を表すように、
電源が入ったままの彼女のキーボードTORITONの青い光が揺れている。

梓「さ、完成しましたよ!あはは!これは傑作だ!!」

梓は笑いながら携帯で紬の背中を写す。
彼女の真っ白で綺麗だった背中には、いくつもの小さな手の痕が赤く浮かび、その間には大きく『ヘンタイ』と書かれた爪痕が付いている。

梓「ムギ先輩に送信っと♪」
「ありがとうございます!ムギ先輩のおかげで心のモヤモヤが無くなりました!」

ケラケラと笑いながら梓が部室を去る。




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:23:04.17 ID:fMkWsEpS0
真っ暗な部室には、背中を露出し、
自分の制服の端っこをぎゅっと握りしめたまま震える紬が一人残された。


先輩に暴力を振るった興奮からか、テンションが上がっていた梓であったが、自宅に近づくにつれ、段々とその興奮も冷めてきた。
迎えた母親を無視して自室に入ると、急に力が抜けてその場に崩れ落ちてしまった。

梓「私…ムギ先輩になんてことを…」

少し前にやった自分の行動に全く現実感がもてなかった。
それは、夢であってほしいという淡い期待からだったのかもしれない。
しかし、携帯を開きデータボックスを確認すると、そこには1時間ほどまえに撮られた写真が1枚あるのだ。
意を決してその写真を開く。




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:25:44.09 ID:fMkWsEpS0
梓「!」

背中を真っ赤に腫らし、ちらりと移る大きな目からは涙が溢れている紬の写真を見て、
紛れもない現実を叩きつけられた梓は小さく呻く。
そんな現実から少しでも逃れようと、その写真を削除しようとした瞬間、突然メールが届いた。
紬からのメールだ。
あんな酷い仕打ちをしたのだ。どんな内容か怖くて、できれば見たくなかった梓であったが、
紬の安否も気になっていた。
メールを開くと短い文章があった。




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:28:13.73 ID:fMkWsEpS0
Frmムギ先輩
Subこんばんは
今日はごめんなさい。
梓ちゃんの辛い気持ちを知っていたのに、あんなバカなことをしてしまって…
どうか、こんなバカな先輩を許してください。


謝罪の言葉だった。
謝るほうは自分の方なのに謝られてしまった時ほど罪悪感を覚える時は無い。
罪悪感に押しつぶされた梓はそのまま携帯の電源を切ってベッドに倒れ込んだ。




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:29:32.79 ID:fMkWsEpS0
翌朝、携帯の電源を入れると紬からもう一件メールが届いていた。
内容は放課後早めに部室に行くから2人で話したい、というようなことだった。
放課後掃除当番を純に押しつけて足早に部室に行くと、紬先輩が既に紅茶を用意して待っていた。
扉を閉じるのも忘れて、紬に近づいていく。

紬「こんにちは。梓ちゃん」

優しく微笑んでいるが戸惑いのようなものを隠せずにいる紬を見て焦る梓。
返答もせず紬の背後にまわって勢いよく上衣をまくり上げる。

紬「きゃっ!あ、梓ちゃん…」

紬の背中の傷は全て消えていて、綺麗な白い肌に戻っていた。

梓「良かった…治ってる…」

思わず口から出た言葉。
紬の上衣を掴む手の力が抜ける。ハラリと紬の背中が隠れる。
梓の言葉に、彼女もまた昨日のことを悔いているのだと紬は悟り、
自分の罪ばかり考えていたことに恥ずかしくなる。




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:32:39.28 ID:fMkWsEpS0
紬「梓ちゃん…」

梓は何か言いたそうにするが、目を下に向けたままだ。
体の前で手をモジモジさせる梓。
紬はその手を取り優しく微笑みながら見つめる。

紬「昨日はごめんなさい。梓ちゃんは悪くないのよ?」

パッと顔を上げる梓

梓「でも…!」

悲しい顔で梓は紬に謝ろうとしたその時。




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:33:51.37 ID:fMkWsEpS0
唯「あずにゃんぶん補給!」ダキ

梓「にゃ!」

澪「おいおい2人で話してる時に突然抱きつくなよ」

いつのまにか唯と澪が部室に入ってきていた。
シリアスな時にこんな脳天気なことをされて、一気に頭に血が上る。
バシィ!
渾身の力で唯の頬を平手打ちする。

唯「うぎゃ!」

梓「いつもいつも!突然抱きつくなって言ってるじゃないですか!」
「馬鹿か!死ねよ!」

唯「あ、あずにゃん?」オロオロ

いつもと違う梓の反応に唯はうろたえる。
口の中を切ったのだろうか、震える唯の口の端から血が一筋流れる。




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:36:01.27 ID:fMkWsEpS0
澪「梓!言い過ぎだろ!!」

澪が梓に怒鳴る。
澪も少し困惑しているが、律がいないこの場で自分がしっかりしなくては、
と思っての言葉だ。
しかし、梓の怒りはその澪に向く。

梓「何で私に怒るんですか!」
「いっつもマジメなフリしてても、結局澪先輩もお茶飲んで喋ってばっかり!」
「裏切り者!」ボカ

澪「ぐっ!」

さっきの唯ほどではないが、力を込めて澪の腹を殴る。
澪にはさほど効いてはいなかったが、後輩に突然殴られショックを受ける。

澪「梓に殴られた…」ガーン




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:38:39.59 ID:fMkWsEpS0
梓「ふぅ…ふぅ…」

肩で息する梓に後ろからゲンコツが飛ぶ。
ガチン!

梓「いて!り、律先輩!」

殴ったのは律だった。

律「梓!!唯はともかくなんで澪を殴るんだ!謝れ!」

唯「私は殴られて良いんだ…」ガーン

梓は殴られた頭を両手で押さえて涙目になる。

梓「いつもこうだ…」

涙声でつぶやく。

梓「いっつも私ばかりいじめられるんだ…」

涙が溢れる。

律「はぁ?なにいってんだ?早く謝れよ?」
紬「りっちゃん!そんな辛く当たらないで!」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:40:09.26 ID:fMkWsEpS0
梓「もういい!!」ダッ

泣きながら部室を出て行く。
後を追いかけようとする紬の肩を掴んで、律は言う。

律「ここは部長の私が話してくる。みんな先に帰っていてくれ」

律が部室を出て行った後、紬はまだ血を流している唯を睨む。

紬「唯ちゃんのせいだよ!?なんであんなことしたの!」

唯「い、いつもやってることだし…」

紬「もう!空気くらい読んでよ!!本当に馬鹿な子ね!」

唯「うぅ…空気ってなんだよぅ…」
「泣きっ面に蜂とはこのことだよ、トホホ…」シクシク




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:42:09.68 ID:fMkWsEpS0
律が何とか梓を見つけだして部室に連れ戻してきたとき、他の3人は既に居なかった。

律「とりあえずそこに座れ」

泣きはらし、髪がくしゃくしゃになっている梓をソファに座らせる。
自分はイスを持ってきて梓と向かいあうように座る。

律「なんであんなことした?紬と2人で何を話してたんだ?」

梓は黙り込む。紬と話していたことは喋れないし、なんであんなにイライラしたのかもうまく説明できなかったからだ。

律「私が言うのはおかしいけど、あんな風に仲間を殴ったらダメだ…」
 「約束してくれ。もうやらないって。」

梓「約束…できません…」

律は予想外の返答に驚いたが表には出さない。

律「なんでだ?梓最近変だぞ?暗いし」




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:43:55.81 ID:fMkWsEpS0
梓「変なんです…いつも悲しいんです。それからイライラするんです」
「イライラしてまた澪先輩とか殴るかもです…」

律「澪を殴ったら私が梓を殴る!」

澪を殴るという言葉に思わず語気を荒らげる。

梓「律先輩に殴られてもまた殴るかもしれません…」

律「そ、そしたら許さない!」

梓「許さないってどういうことですか?退部させるってことですか?」

律は慌てて言い返す。

律「そういうことじゃない!」

退部と自分で言って気づく。そうか、もう私が軽音部やめればこんなこと無くなるんだ、と。

梓「今までお世話になりました…退部します…」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:45:22.74 ID:fMkWsEpS0
そう言って立ち上がろうとする梓を律が強引に座らせる。

律「何でそうなるんだよ!やめんなよ!」
「1年間一緒にやってきたじゃないか!」

涙声になりそうになるのを必死にこらえながら叫ぶ律。

律「どうすれば良い?梓はなにがして欲しいんだ!?」

梓「分かない!もう本当にやめる!手を離せ!!」

梓の大声に一瞬びくっとする律。
それから、小さい涙声で懇願する。

律「お願いだからやめるなんて言うなよ…」
「私だったらいくらでも殴っていいから…」

梓「私が殴ったら殴り返してくるじゃないですか!」

律「しないよ…絶対に殴り返さない…」

梓「信用できない!」パシっ

肩に置かれた律の手を払い落とす。




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:47:14.91 ID:fMkWsEpS0
ダランと両手を垂らした律が涙を浮かべながら言う。

律「じゃあ私が殴り返せないようにしてもいいよ…」
「ほら、これでしばれよ。そしたら殴れないから…」

そう言って転がっているタコ糸を拾う。
震える手からタコ糸をもぎとる。

梓「分かりました。じゃあ律先輩を殴ってから退部します。」

そういって梓は正座した姿勢の律の両手首を後ろで重ねてタコ糸をぐるぐる巻いていく。
悲しいのか、殴られるのが怖いのか、それとも混乱しているのだろうか、律は震える。
その手に巻かれたタコ糸を梓は容赦なくキツく結び、立ち上がる。
震える律を見下ろし、またもイライラする梓。

梓「自分で殴れって言っといてなんで震えるですか!」

律「…」

律は下を向きながら震えるばかりだ。




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:49:02.75 ID:fMkWsEpS0
あまりに情けない部長の姿がかわいそうで、梓は怒りが消えかける。
その怒りが消えないうちにと律の腹めがけて蹴りを入れる。躊躇してあまり力は入っていない。

律「ぅあ!」ドサっ

軽めに蹴ったのに倒れ込んでしまう律。
梓は蹴った感触で律の体が意外に細くてもろそうなことを知ってしまった。
澪の腹を殴ったときの安定感が無い。
梓の顔に不安感が広がる。

梓「な、なに大げさに倒れてるですか!」

律「ご、ごめん…」

もぞもぞと起きあがる律。
不安感が恐怖感に変わる。早く収拾をつけたくなった。

梓「も、もう良いです……」

スタスタと部室を去ろうとする梓。

律「待って!!」
「辞めないでよぉ…梓が居てくれなきゃやだよぉ…」

ボロボロと涙をこぼしながら引き留める律に梓は健気だなと感じた。




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:50:17.81 ID:fMkWsEpS0
それじゃあ、そんなこと言えないようにしてやる。
再度律の前に来て、目を細めて律を見下ろす。

律「お、お願…ウグっ!」

話している途中の律の首を絞める。
細い首なので小さな手でも十分絞められた。
律は目を閉じながらプルプル振るえる。
手にも力が強くかかっているのだろうか、タコ糸が赤く滲んでいる。
手が疲れてきたので離すと、首には赤く手の痕が付いていた。
それを見て紬のときのように興奮してくる。

律「けほっ…けほっ…あ、梓…」

梓「律先輩、首絞め好きですか?」ニコ

わざと場違いなさわやかな笑顔で質問する梓。
困惑する律。涙も止まる。

律「え?…あの…」

梓「今律先輩の首絞めたらイライラがちょっと消えました。大発見ですよね!!」
 「あははは!あはははは!!」

突然怒鳴りけたたましく笑う梓に言葉が出ない律。




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:53:43.66 ID:fMkWsEpS0
梓「先輩がよければぁまた首絞めたいんですけどぉどうですか?」

律「そ、そんな…」

答えに詰まる律に、苛立たしそうに右足をパタパタさせる梓。

梓「早く答えて。イエスorノー」

律「…」ガタガタ

梓の方を見ながら震える律。

梓「何か言えよ!馬鹿!」バシィ

頬を思い切り叩く

律「っひ!…い、イエス!」

梓「本当ですか?やったぁ♪」

そう言ってまた首を絞める。
律は苦しそうに眉をゆがめて目を閉じる。
その動作が梓は気に入らない。
さらに力を強めて言う。

梓「律先輩!目開けて!」

開いた律の目はパニックに揺れていた。




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:55:03.78 ID:fMkWsEpS0
絞め続ける手の力が無くなってきてまた離す。

梓「ふー。意外と疲れるもんですね」
「なんか良い道具無いかなー。律先輩は何が良いと思います?」

せき込みながら、律は梓の質問に怯える。

律「な、何ってなんだよ…」

梓「もー首絞めるための道具ですよ。馬鹿。」
「あ、これなんか良いんじゃないですか?あは♪」

そう言ってキーボードに繋がれた延長コードを引き抜く。
引き抜いた瞬間キーボードの画面が青く光ったことに梓は気づかない。
律の首に延長コードをするりと巻く。
延長コードのゴムの感触に律の体がビクンと反応する。

梓「えい!あ、これ楽だ♪」ギリギリ

延長コードでグイグイと首を絞める。




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:56:55.77 ID:fMkWsEpS0
言いつけどおりに開けたままの律の目から大粒の涙がこぼれる。

梓「あーまた泣いてるー」

手の力を緩める。

律「げほっ…はぁはぁ…うぇ」グスグス

梓「なんで泣くですか?怖いんですか?」

律「こ、怖いよぉ…」

消え入るような声で言った律の言葉に梓はさらに興奮する。
それから首を締めては緩めるの動作を何回もやった。
最初は絞める度にビクンビクン揺らしていた律の体も何回か絞めているうちに反応が鈍くなる。
とうとう体を支えられなくなった律はぐったりと床に倒れ込む。
目を半開きにして口からは涎を垂らし、汗で制服はグッショリしている。
酸欠状態だった。

梓「わぁー律先輩なんだか色っぽーい♪」
「記念写真撮りますね♪題名は延長コードと律先輩っと♪」




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 05:58:41.16 ID:fMkWsEpS0
倒れたままの律の頬をプニプニと触る。

梓「あはは、柔らかーい」

律の首はコードの痕で赤い首輪をしたようになっていた。

梓「律先輩よく頑張りましたね~よしよし」

犬にするように頭を撫でてあげる。
触っても反応が鈍い律に飽きてくると、律の体を転がしてタコ糸を切る。
タコ糸は血で真っ赤になっていた。
その血をペロっと一舐めして立ち上がる。

梓「ま、律先輩がそこまで言うなら部活は辞めません。」
 「イライラしたらまたお願いしますね。」
「お疲れした~」

軽い足取りで部室をでる梓。
部室を出る瞬間、弱々しい声でありがとうと律が言ったのが聞こえた。




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:01:06.12 ID:fMkWsEpS0
口に残った血のにおいが、梓の興奮をさらに加速させる。
トイレに駆け込むと梓はさっき撮った律の写真を見ながらオナニーをした。
果てた後トイレでボーッとしていると、下校時間を告げるチャイムが鳴る。
暗くなった校内を歩き部室に戻ると既に律は居なく、延長コードだけが放ってあった。
携帯が光っている。
携帯が鳴っていたのに全く気づいていなかった。
メールが届いていた。




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:02:08.70 ID:fMkWsEpS0
Frm律
Sub放課後ティータイム

放課後ティータイムは5人そろってこそ放課後ティータイムだから、
梓がやめるって聞いたとき本当に悲しかった。
梓が辞めないって言ってくれて本当に本当に良かった。
私は馬鹿だから、梓のために何をすれば良いかよくわからないよ。
でも、軽音部に居てくれるなら私のことはいくらでも殴っていいよ。
馬鹿でごめんな。
あと、今日のことは他のやつらには内緒だからな。みんな心配しちゃうから。

それじゃあまた明日な。




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:03:06.72 ID:fMkWsEpS0
……
携帯を閉じて呟く
梓「律先輩って本当に馬鹿なんだなぁ…」




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:03:59.82 ID:fMkWsEpS0
翌日、梓が放課後に部室に行くと既に4人が居たが、みんな口数が少なく静かだった。
必死で明るく振る舞おうと思っても、何を言えばいいのか分からないという様子だ。
こんなことになっている原因が自分にあるというのはよくわかっているが悲しかった。
いつも袖をまくり上げている律が袖を下ろしているのも自分のせいだと分かる。

涙が出そうになるのを堪えて黙っていると、唯が声をかけてきた。

唯「あ、あ、梓…ちゃん」

梓「何ですか…あずにゃんで良いですよ…」

唯「あずにゃん…ケーキあげる!」

そう言って自分のケーキを梓に差し出す唯。




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:04:50.18 ID:fMkWsEpS0
唯なりの償いのつもりなんだろうか、梓は唯の口から涎が垂れているのを見てプッと笑う。

梓「いいですよ唯先輩。涎垂れてるじゃないですかー。ふふ」

唯「あ、ほんとだ!ごめんねあずにゃん、えへへ」

それを見て律が笑いながら唯を肘でつつく。

律「ゆーいー」

パッと明るくなった雰囲気に澪はホッとしたように笑みを作る。
紬もニコニコしている。

律「よーし!これ食べ終わったら練習だ!」

唯「おー!」




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:06:42.64 ID:fMkWsEpS0
練習はうまくいった。
元通りの軽音部になった気がした。
部室がいつものように明るくなった。

帰り道
みんな明るい表情で喋っている。
しかし、梓だけは真顔だった。



梓は、この一件落着の雰囲気が気に入らなかった。




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:09:06.72 ID:fMkWsEpS0
紬「あ、忘れ物しちゃった!ちょっと取ってくるから先帰ってて~」

紬がそう言って学校に引き返してから、しばらく間を置いて梓も用事があるといって3人と離れる。
そして、梓は紬が歩いていった方に走っていく。ツインテールの髪が激しく揺れる。
紬の後ろ姿を見つけると梓は一旦足を止め、呼吸を整える。
それから、ゆっくり歩きながら後をついていく。
真っ暗な校舎に入っていく紬は少し怖がっている。
みんなに一緒に来てもらえば良かったと後悔する紬。
そんな紬を見て梓少し可愛いなと感じる。二ヤーっと笑みが浮かぶ。

紬「あ、あったあった。良かったー」

真っ暗な教室で忘れ物のプリントを手に持ちホッとした表情をする紬。
そのとき




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:10:43.26 ID:fMkWsEpS0
バァーン!!
勢いよく扉が閉まる音がして、ビクっと振り向くとそこには梓がいた。

梓「やっほー♪ムギ先輩♪」

満面の笑みで片手を上げる梓を見て、鳥肌が立つ紬。
心拍数が跳ね上がっているが、なんとかそれを押さえながら紬は笑顔を作る。

紬「あ、梓ちゃんも忘れ物…かな?」ニコ

梓「あはははは!私が忘れ物なんかするわけないじゃないですか!!」

紬「そ、そうよね!ごめんなさい…」

梓「それよりぃ~あの約束ってまだ有効ですかねぇ」

紬「…あの約束って…?」

梓「言いなりになるって約束ですよ。わすれっぽいなお前。」

突然真顔になる梓。
その変化にヒッと小さく悲鳴が漏れる。




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:18:23.56 ID:fMkWsEpS0
梓「有効かって聞いてるんですよ。どうなんですか?」

紬「ゆ、有効よ。何を聞いて欲しいのかな?」ニコ

既に作り笑いも限界がきているのか顔が引きつっている紬。

梓「やった♪またムギ先輩のキーボード聞きたかったんだぁ」
 「部室に行きましょうよ」

無邪気な笑顔の梓。

紬「そ、そうね…」

音楽準備室へと向かう途中なぜか恋人繋ぎをしてくる梓。

梓「ムギ先輩の手って温かいですね」

握っている手の親指で紬の手を撫でる。
紬はまた鼻血がちょっと出そうになるが、気持ちを何とか落ち着ける。
部室に着きキーボードに向かおうとするが、梓が手を離してくれない。

紬「あ、梓ちゃん…?」

梓「ムギ先輩…抱きしめて良いですか?」

切なそうな顔で言ったあと急に抱きついてくる。
ギュウっと密着してくる梓。太股が触れあって紬は心拍数が上がる。




62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:21:35.45 ID:fMkWsEpS0
梓「絶対鼻血出すんじゃねぇぞ」

小声でボソっと言う梓に紬が固まる。
梓は紬の胸に頭を押し当てる。

梓「ふふ。ドキドキしてますね」

そのまましばらく抱きしめ続けるが、紬が鼻血を出さないのを見ると梓は急に離れる。

梓「お絵かきごっこしましょうか」

梓は紬をソファまで連れていき座らせる。
座ったまま不安そうに梓を見上げる紬。

紬「梓ちゃん…?」

梓は無言で紬の制服のボタンを開いていく。

紬「ちょ、ちょっと梓ちゃんなにするの?」

梓「ムギ先輩にネックレスをプレゼントするんです」

梓はそう言って紬の開いた首元に爪を立てて小さな×印をつけていく。
ビクンと反応する紬。




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:24:16.84 ID:fMkWsEpS0
そんな反応を見ながら、梓は膝で紬の閉じた足を開いていく。
そして開ききると膝で紬の弱い部分をグリグリとこする。

紬「梓ちゃん…!だめ…!」

赤面して顔を横に向ける紬。

梓「えい!」ムギュ

両手で思い切り紬の豊かな胸を鷲掴みにする。

紬「あひゃぅ!!」

紬の体が大きく揺れて我慢していたのに、鼻から血が流れ出る。

梓「こらぁ!」バシィ

紬の頬を平手打ちする梓。

紬「ごめんなさい!ごめんなさい!」

鼻を押さえながら涙を流す紬。顔は真っ赤だ。
白いブラウスに血が点々と落ち花柄のようになる。




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:26:03.73 ID:fMkWsEpS0
梓「お仕置きです!」

ポケットからカッターを取り出しカチカチカチと刃を出す。
そして、それを自分の左の手のひらに持って行く。

紬「だめ!切らないで!」

梓「ムギ先輩が悪いんですよ。鼻血を流すから、私が痛い思いしなくちゃいけなくなるんです。」

そう言ってピッと手の平を切る。

梓「っつ!…ムギ先輩、これを舐めるです!」

血の滴る左手を紬の顔に押し付ける。自分の鼻血と梓の血で紬の顔は血まみれだ。
戸惑い混乱する紬に苛立ち、あいた右手で紬の胸を乱暴に揉み始める。

梓「早く舐めるです!」

紬「くぅぅ!…は、はい…」ペロペロ

涙をこぼしながら梓の手を舐める紬。
その間も梓は休むことなく、股と胸を責めつづける。




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:29:33.33 ID:fMkWsEpS0
梓「私の血はおいしいですかぁ?ムギ先輩。」

紬「はい…おいしいです…」

だんだんとウットリした目になっていく紬。
自分の手で鼻を押さえているが、まだ鼻血は出続ける。
そして、その押さえている手も小指が立っていて自らの興奮を表している。

梓「ふふふ、本当にスケベな先輩ですね。こんなのでウットリしちゃうだなんて!」

梓は勢いよく右手をブラジャーの中に入れると、直に胸を揉み始める。

紬「あひぃ! あ、梓ちゃんだめぇ!鼻血が止まんないよぉ…」

揉むごとにビクビク体を痙攣させる紬。

梓「何感じてるですか!…この!」

紬の乳首を手探りで探して、グリっとひねる。

紬「ひぃぃぃ!!」

ビクンと勢い良く仰け反り、そのまま痙攣し続ける紬。
梓の膝も紬の股にぎゅうっと挟まれる。
痙攣が収まりソファに沈み込む紬。
ウットリした半開きの目で熱っぽく梓を見つめる。




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:30:38.45 ID:fMkWsEpS0
紬「あずさちゃん…私…」

紬の顔に笑みが浮かぶ。
そのあまりに乱れた姿に思わず梓の鼻が熱くなる。

梓(やばっ!)

紬に背を向ける。鼻血がツーっと出てくる。

梓「き、今日はこのへんにしときます!」

そう言ってスタスタと扉の方に歩いていく。
紬の待ってという言葉も無視する。
しかし、




69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:33:03.54 ID:fMkWsEpS0
紬「TRITON!その子捕まえて!」

TRITON「了解!」

紬のキーボードが答える。

梓「へ!?」

突然キーボードから強烈な光が放たれ、梓の目を眩ませる。
同時に梓の足にコードを絡ませて転ばせる。

梓「は、離せぇ!」

コードを解こうと動き回っているうちにどんどん梓の体にコードが巻き付いていく。
身動きが取れなくなった梓に紬がゆっくりと近づいていく。

紬「あー、梓ちゃんも鼻血出してるーウフフフフフフ」
 「お仕置きだよー?」

梓「待って!ムギ先輩待っ…うぷ!」

混乱する梓の口に自分の口を合わせて黙らせる紬。
梓の口の中をかき回すように舌を入れる。




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:36:39.27 ID:fMkWsEpS0
口を離した時にできた涎の糸は赤みを帯びている。

紬「梓ちゃん口切ってるよ、ウフフ。梓ちゃんの血って本当においしい♪」
 「もっと梓ちゃんの血が飲みたいなぁ」ニコ

にこやかな顔で床に落ちたカッターを拾う。

梓「やめ…やめて…ムギ先輩…」

紬「うふふ…やーだ♪」

ザク

梓「ぎゃああぁぁあぁ!!!」


翌日
純「梓はなんでジャージで登校してんの?」

梓「変態に制服血まみれにされてクリーニングに出してるから…」

純「だ、大丈夫なの!?警察には言った!?」

梓「い、いや…私が悪いから…」




73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:39:59.17 ID:fMkWsEpS0
放課後

梓「よし、誰もいないな」
 「おい!このクソキーボード!」

TRITON「クソとは何ですか、私はTRITONって名前があるんですが」

梓「TRITON?いったい何者だ!」

TRITON「私は紬お嬢様の護衛ロボットです。いやー梓殿の行動にはヒヤヒヤしましたよ」

梓「お前のせいでひどい目にあったです!ぶっ壊してやる!」

そう言ってハンマーを振りかぶる梓。

TRITON「ムダムダ」

青い画面が揺れると梓は一瞬で眠りの世界に入ってしまった。




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:42:09.16 ID:fMkWsEpS0


唯「ねぇあずにゃん起きないねぇ…」

律「置いてくか?」

紬「私が梓ちゃん起きるまで待ってるわ」

澪「頼んだ」

スタスタ






75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:45:43.73 ID:fMkWsEpS0
紬「TRITONそろそろ起こしていいわよ」

梓がムクッと起き上がる。

梓「あ、あれ?なんで真っ暗なんですか?」

立ち上がろうとして、顔が曇る梓。

梓「な、なんで体が拘束されてるんですか?」

紬「んー、昨日の続きをしようかなって思って」

ムフフと笑って、紬はバックの中から道具を取り出していく。

梓「それは何ですか!?いやだ!おうちにかえりたいよぉ!」

グスグスと泣き始める梓の頭を優しく紬が撫でる。

紬「よしよし、可愛いなぁ。明日は土曜日だからたっぷり遊ぼうね♪」

梓「いやぁー!!」




76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 06:46:43.70 ID:fMkWsEpS0
プルルルル

純「あ、電話だ。もしもし。」

憂「あ、純。梓ちゃんのことなんだけど、変態に襲われたって話ホント?」

純「らしいねぇ。まぁ良いんじゃない?」

憂「え!?心配じゃないの?」

純「だってあいつSのふりして本当はドMじゃん。今日なんか生き生きしてたよ。」

憂「確かにwwwww」

純「心配するだけムダムダwwwww」

憂「なんか電話代損しちゃった…バイバイ」

純「おう」

ブツッ


おしまい




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 10:04:24.48 ID:wzrZWvHrO
ある意味ハッピーエンド








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[ 2010/10/05 00:12 ] けいおん | TB(0) | CM(10) はてなブックマークに追加
(´;ω;`)イイハナシカナー?
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誤字脱字多すぎ。
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途中で収集付かなくなったか、あきたな
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10まで読んでほんわか紬梓だと思った俺が馬鹿だった…
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最悪だな
上級生に暴力を振るったり命令するとか
元から気に入らんが梓が大嫌いになるに充分な話だわ
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後輩一人にボコにされる諸先輩方ッッッ
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これはひどいクズにゃんですね
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グダグダやな
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あずにゃんはこんな変態じゃないふざけるな
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>>1479
二次創作でキャラ嫌いになる男の人って・・・
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